こんにちは。セブン店舗巡りにはまっているイノタスです。
2019年5月21日、セブンイレブンは7月1日から開始予定のセブン&アイ独自のバーコード決済「7pay」(セブンペイ)利用に合わせて、
- PayPay(ペイペイ)
- LINE Pay(ラインペイ)
- メルペイ
- ALIPAY(アリペイ)
- WeChat Pay(ウィーチャットペイ)
これら5社のバーコード決済についても全国のセブンイレブンで利用可能になると発表しました。
(だったら7payいらなくない・・・?)

出典:日本経済新聞(5月22日朝刊)
以前も「7pay」開始や他社のバーコード決済にも対応という発表はありましたが、今回の発表で詳細が明らかになったのでお伝えします。
「7pay」(セブンペイ)の概要

「7pay」は、PayPayやLINE Payのようにスマホのアプリを使ったコード決済サービスです。
あえて"バーコード決済"と表記しているので、他社のサービスのように「お店側のQRコードを読み取って決済する方式」は採らないようです。
以下、セブンイレブンが発表した「7pay」の概要とサービスの特徴です。
- サービス名称:「7pay(セブンペイ)」
- 運用開始時期:2019年7月1日(予定)よりサービス開始
- 運営会社:株式会社セブン・ペイ
- スマートフォンをツールとしたバーコード決済サービス
- セブンイレブンアプリから最短2タップの画面遷移で登録完了
- 支払い時もボタンひとつで「かんたん」にバーコードを表示
- 7payへのチャージは店頭レジをはじめ、セブン銀行ATM、各種クレジットカード等からいつでもチャージ可能
- 7payでの支払いを通じて200円(税抜)で1nanacoポイントが貯まる

なお、サービス開始当初は「nanacoポイント2倍キャンペーン」を期間限定で実施予定とのことですが、同時にPayPayやLINE Payが使えるようになるなら「2倍じゃ足りなくない?」
というか、ちょうど7月から「nanacoポイントの還元率が半減」されるため、2倍キャンペーンしたところでお得感はまったくありません。
ちなみに、2019年9月からはアプリ会員サービス「セブンマイルプログラム」がリニューアルされ、nanacoポイント付与が下図のようになるため「2倍期間=2ヶ月」と予想されます。
また、2019年10月からは外部加盟店への利用拡大、2020年春以降はセブン&アイグループ各社のアプリとの連携も予定しているとのことです。
セブンイレブンでPayPayやLINE Payが使えるようになる!
競合コンビニが先立って対応している他社のバーコード決済が、7月1日からセブンイレブンでも使えるようになります。
スマホ決済利用者にとっては、7pay開始よりもよっぽど嬉しいニュースです。
おわりに
「7pay」については以前書いたように、すでに展開している「モバイルnanaco」とサービスの特徴がほぼ同じなので、利用するメリットを感じられません。
また、モバイルnanacoが使えないiPhoneユーザーにとっても、7pay開始と同時に他のバーコード決済が使えるようになるなら、グループ内でしか使えない7payをわざわざ使う理由が見当たりません。
- モバイルnanaco利用者はそのまま
- バーコード決済利用者はPayPayやLINE Payのように還元率の高いもの
というように、「わざわざ7payを誰が使うの?」という気がします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m