こんにちは。ベローチェをキャッシュレスにして欲しいイノタスです。
前回の記事「キャッシュレス生活の始め方」では、話題になっているキャッシュレス決済の種類や特徴、パターン別に「最適な始め方」についてお伝えしました。
今回はその続きとして、キャッシュレス決済にはどんなメリットやデメリットがあるのか?ということについて、お伝えしたいと思います。
■ キャッシュレス狂乱の背景
政府は、2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博に向けて、諸外国に比べ遅れている日本のキャッシュレス決済を普及させようと躍起になっています。
そんな中、2019年10月の消費税引き上げ対策として、キャッシュレス決済時のポイント還元制度という「増税の緩和」と「キャッシュレス化の促進」が同時にできる"一石二鳥政策"を打ち出しました。
これにより、今までキャッシュレス決済に消極的・無関心だった人も、「そうは言ってられない」という状況になってます。
そんな訳で、"乗り遅れるとマズいらしい"キャッシュレス決済ですが、前回の記事と併せて読んでもらえると、だいぶつかめると思います。
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キャッシュレス決済のメリット
現金を使わない支払い「キャッシュレス決済」にはたくさんの種類がありますが、代表的なものは以下の4つです。
- クレジットカード決済
- デビットカード決済
- 電子マネー決済
- スマホ決済(QRコード決済)

これらを使った決済には、どんなメリットがあるのか書いていきます。
支払いがラク
カード1枚、もしくはスマホだけで決済できるため、支払いが圧倒的にラクにです。
「カバンからお財布を出す、現金を数えて渡す、おつりを受け取る」という手間がなくなるため、支払いがスムーズかつスピーディーになります。
キャッシュレス決済に慣れてしまうと、レジで現金を出す手間と時間がアホらしく思えてきます。
現金を扱う面倒がなくなる
キャッシュレスになれば、支払いの場面以外でも手間や面倒から解放されます。
現金を引き出すためにATMに並んだり、時間外で手数料を取られたり、小銭でお財布が膨れたりということがありません。
その上、お札の向きを揃えたり、高額順に並べたりというプレーからも卒業できます。
財布が軽くなる
お財布の中の紙幣や小銭が減るのはもちろん、電子マネーアプリやQRコード決済を利用すると、カードも持たなくて済むので、財布がスッキリ軽くなります。
キャッシュレス生活が定着してくると、ミニ財布が欲しくなり"長財布がオワコンアイテム"だと気づくことができます。
ポイント還元がある
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済を利用すると金額に応じてポイントが付きます。貯まったポイントは残高として使えたり、商品券や他のポイントと交換できたりします。
いま時コンビニで現金払いしても、1円も戻らないどころか列の人をイラつかせてしまいますが、電子マネーを使えば、
- 決済一瞬
- ポイント還元
- 列の人ハッピー
- 店員称賛
というように、絵に描いたような"win-win-win"が実現します。
利用履歴が見える
現金払いだと、レシートを取っておくしか方法がありませんが、キャッシュレス決済ならネットやアプリから簡単に利用履歴が見れます。
また、「マネーフォワード」や「マネーツリー」という"家計簿アプリ"を利用すると、
- 銀行口座
- クレジットカード
- 電子マネー
- ポイント
などと連携でき、利用状況・残高状況を自動で取得して、まとめて"見える化"してくれます。
キャッシュレス決済のデメリット
キャッシュレス生活を送る中で、実際に感じる不便さやデメリットを書いてみます。
現金のみの店で払えない
主に役所、医療機関、郵便局、個人商店などは、キャッシュレス決済に対応してません。
ただ、お店側の導入コストがかからないQRコード決済の登場により、今後は特に、個人商店での普及が期待されています。
先日、近所の飲食店が「現金 or QRコード決済」に変わっていて驚きましたが、キャッシュレス派にはありがたい展開です。
また、「100億円キャンペーン」で話題になったPayPayには、使いたいお店をリクエストできる機能があります。
なのでわたしは、仕事のある日にいつも通っているベローチェを何度もリクエストしています。
種類が多く選び方や使い分けが難しい

これだけあると、どれを選べばいいかよく分からないので、使い始める気も失せてしまいます。
その上、新たなサービスも次々出てきますし・・・
なお、キャッシュレス決済の選び方や使い分けについては、
に詳しく載せてありますので、参考にしてもらえればと思います。
決済方法を口頭で伝える
うちの奥さんは「これが苦手・・・」と言っています。現金なら黙って払えますが、キャッシュレス決済の場合、何で払うか(決済の種類)を伝える必要があります。
「知っている人以外とは極力話したくない(うちの奥さん)」「内弁慶(うちの奥さん)」という人は、Suicaやnanacoのように見た目が特徴的なものを選んで、"印籠プレー"してください。
なお、電子マネー決済の"あるあるあるある"ですが、
【パターン①:Edy vs iD】
- わたし :「Edyで」
- 店員さん:「iDで?」
- わたし :「あ、いや、『えでぃ』で・・・」
- 店員さん:(滑舌悪っ・・・)
※Edy(エディ):楽天が運営する電子マネー
※iD(アイディ):ドコモが運営する電子マネー
【パターン②:エリア外編】
- わたし :「PASMOで」
- 店員さん:「はい?」
- わたし :「『ぱすも』で」
- 店員さん:「えーと、それは・・・」
- わたし :「・・・交通系です」
- 店員さん:(どこのだよ・・・)
割り勘できない
「ひとり3,000円ね!」と言われても払えないので、
- やむを得ず現金を用意する
- クレジットカードなどでまとめて払ってしまう(徴収側になる)
- 「送金アプリ」「割り勘アプリ」を使う
- ネットバンキングで幹事に振り込む
- 参加しない
など、その時の状況や空気に合わせて、幹事に感じ悪くならないようにしましょう。
使いすぎる
先述したメリット(支払いがラク、現金を扱う面倒がなくなる)の裏返しで、使いやすさ故に乱用の恐れがあります。手元に現金がなくても、ATMに行くことなく買い物できてしまいます。
心配な人は、「前払い式」の電子マネーや「即時払い式」のデビットカードを中心に利用したり、オートチャージ設定をしないことで、使いすぎを防げます。
※オートチャージ:残高が設定金額まで減るとクレジットカードから自動的に入金される機能
おわりに
冒頭でも書きましたが、消費税の引き上げ対策やQRコード決済などの新たなサービスによって、キャッシュレス化が急激に進もうとしています。
キャッシュレス決済はメリットにあふれていますが、不便さやデメリットもあるので、それぞれを踏まえた上でキャッシュレス化の激流に対応してもらえればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m